ローソンがユナイテッド・シネマを子会社化 [映画]
ローソンはシネマコンプレックス業界第3位の
ユナイテッド・シネマ(UC)の株式を取得し、子会社化する事を発表しました。
ユナイテッドシネマを運営する
持株会社ユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス(UEH)の株式を、
アドバンテッジパートナーズなどからから取得することで合意し、
ローソンの傘下としてユナイテッド・シネマは映画事業を展開する事になります。
買収額は発表されてないが、100億円強とみられてるようです。
株式譲渡の完了は8月28日を予定しているとのこと。
ローソンは今回買収した映画事業はローソン子会社として
ローソンHMVエンタテインメント・ユナイテッドシネマ・ホールディングス(LHE-UC)
を設立し、今後の運営をする事となるようです。
ローソンは音楽映像ソフトの販売を行ってたHMVを買収し傘下にしてる経緯もあり、
チケット販売なども含めたエンターテイメント事業に力を入れていくようです。
ローソン傘下に入った事で、どのようにサービスが変わるのか気になるところ。
個人的にはシネコンの中でもサービスはいい方だと感じてるので、
ユナイテッド・シネマは良い方に変更されると嬉しいです。
ユナイテッドシネマのニュースリリース(※注意.pdf)
「ユナイテッド・シネマ親会社 ユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスの株主変更に関するお知らせ」
「アリス・イン・ワンダーランド」続編の撮影開始 [映画]
2010年公開のティム・バートン監督作品「アリス・イン・ワンダーランド」。
その続編の撮影が開始されました。
正式タイトルは「アリス・イン・ワンダーランド:スルー・ザ・ルッキング・グラス」(原題)
(Alice In Wonderland: Through the Looking Glass)
「アリス・イン・ワンダーランド」は「不思議の国のアリス」を原作として、
「不思議の国のアリス」の13年後を描いたファンタジー作品でした。
主人公のアリスにミア・ワシコウスカが抜擢され、、
マッドハッターをジョニー・デップが演じ日本でも大ヒットしました。
映画「アバター」上映前の予告編で流れていた劇場も多く、
知ってる人も多いと思います。
アリス役のミア・ワシコウスカ、マッドハッター役のジョーニー・デップ、
赤の女王役のヘレナ・ボナム・カーターなど主要キャストは続投。
マッドハッターの父親役に「アメージングスパイダーマン」のリス・エヴァンス、
「ヒューゴの不思議な発明」で鉄道員を演じたサシャ・バロン・コーエン
などが新しく参加するようです。
前作監督のティム・バートンはプロデューサーに退き、
「ザ・マペッツ」のジェームズ・ボビン監督がメガホンを取ります。
脚本は前作や現在公開中の「マレフィセント」を手がけたリンダ・ウールヴァートン。
「アリス・イン・ワンダーランド:スルー・ザ・ルッキング・グラス」(原題)
の北米公開は2016年5月27日予定とされています。
「思い出のマーニー」の予告編 [映画]
スタジオジブリの最新作「思い出のマーニー」の予告編です。
ジョーン・G・ロビンソン原作の同名児童文学作品を元に
「借りぐらしのアリエッティ」米林宏昌監督が映像化。
宮崎駿と高畑勲の両氏が関わっていない初のジブリ作品となります。
心を閉ざし友人関係も築かないアンナ。
喘息の療養のためアンナは海の見える町で暮らす事になる。
そこで、マーニーという少女と出会い秘密の日々を過ごすのだが…。
「スター・ウォーズ:エピソード7」の出演権が当たるかも知れない募金キャンペーン [映画]
現在J・J・エイブラムス監督の下、製作が進められている
「スター・ウォーズ:エピソード7」に
出演できるかもしれないキャンペーンが実施されています。
UNICEFチャリティ企画
「スター・ウォーズ/フォース・フォー・チェンジ」
http://www.omaze.com/ja/experiences/starwars-episode-vii
応募期間は2014年5月21日~7月19日まで、
応募資格は18歳以上または成人以上で、支払いはクレジットカードとなります。
このキャンペーンは「フォース・フォー・チェンジ」と名づけれ
ユニセフの児童支援活動を対象しています。
ディズニー、ルーカスフィルム、UNICEFが共同で行うキャンペーンです。
また、ディズニーはこの企画対し、100万ドルの支援金を提供するようです。
J・J・エイブラムス監督によるキャンペーン説明。
エピソード7登場するタトゥイーンらしきセットとエイリアンが確認できます。
購入した口数により、さまざまな特典を選べるほか、
応募者全員に対して抽選で「スター・ウォーズ:エピソード7」への出演権が得られます。
当選者は関係者以外立ち入り禁止のスタジオにVIPゲストとして見学できます。
・最寄空港からスタジオへの往復空港券。
・到着後のホテル空港間の送迎。
・スポンサーが用意したホテルへの2日3泊の2名分の宿泊券。
・英国のパインウッド撮影所の「スターウォーズ」のスタジオを同伴者と共に入場許可。
・「~エピソード7」出演者と本人と同伴者の面会。
・当選者が映画にキャラクター(台詞なし)として出演。
監督によれば当選者の登場は100%確実とは言い切れないとの事ですが、
シーンがカットされないように、あらゆる手段を尽くすとの事です。
また、1口10ドルから購入口数によりさまざま特典があり、
1口(10ドル/約1000円)では創設会員証
50口(500ドル/約5万1千円)では限定コンセプトアート
500口(5000ドル/約51万円)では限定ライトセーバー
5000口(5万ドル/約510万円)では地元映画館でプライベート上映の権利
などがあり、個数限定の物もあるので注意が必要です。
慈善事業とファンの夢を一度に叶える今回のキャンペーン。
私も1口応募しました。(実は間違えて2口購入してしまいましたがw)
非常に面白い、素晴らしい企画だと感じました。
「スター・ウォーズ:エピソード7」の公開予定は2015年12月18日(日米同時公開)
公式サイト
「スター・ウォーズ/フォース・フォー・チェンジ」
1954年版 「ゴジラ」 60周年リマスター上映 [映画]
1954年に公開された日本が誇る怪獣映画「ゴジラ」。
今年2014年はゴジラ生誕60周年となり、
新たなハリウッド版「GODZILLA」が夏に公開されますが、
それに先駆けTOHOシネマを中心に
1954年版60周年記念「ゴジラ」のデジタルリマスター版が劇場公開されています。
※「ゴジラ」デジタルリマスター版予告編
ビキニ環礁の水爆実験で現れた大怪獣ゴジラが、
第二次世界大戦の記憶も残る1954年の東京に上陸して
東京大空襲のルートを辿り、首都東京を壊滅させる。
※当時の予告編
ゴジラのデザインは原爆のキノコ雲と
アメリカ映画「原子怪獣現わる」からコンセプトを得て生れました。
ビキニ環礁で被爆し社会問題となっていた第五福竜丸の事件も取り入れ
まだまだ戦争の後遺症が残る日本で「ゴジラ」は大ヒットを記録しました。
当時の世情や風刺も取り入れ非常にメッセージ性の高い作品です。
当時、特撮はストップモーションが主流でカクカクと動くモンスター大半でしたが、
ゴジラは着ぐる身と精巧なミニチュアを活用して滑らかに動く大怪獣を描きました。
ゴジラを見た少年時代のスピルバーグは、その動きに感心したといいます。
デジタルリマスター版は6月7日(土)より順次全国で公開されています。
劇場や地域によって公開期間や時期は異なりますので
公式サイトの「上映劇場」より確認してください。
公式サイト
「ゴジラ 60周年デジタルリマスター版」
「シアターリスト」(公開劇場一覧)
「ルパン三世 カリオストロの城」デジタルリマスター版が劇場で上映 [映画]
スタジオジブリの宮崎駿監督の映画初監督作品、
「ルパン三世 カリオストロの城」のデジタルリマスター版が
劇場で上映されることとなりました。
「ルパン三世 カリオストロの城」とは
公営カジノで出回っていた偽札がゴート札と知ったルパンは、
偽札の本拠地カリオストロ公国に潜入するが…。
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」に続くルパン三世劇場版第二弾として、
35年前の1979年に公開されました。
当時、宮崎監督はTV版ルパン三世で演出や原画などを担当した回もあり、
「未来少年コナン」作り終えた後でもありました。
構想も含めた製作期間はおよそ半年と短く、
公開も当初の予定よりも一ヶ月ほど遅れて公開されました。
興行的には前作よりも落ちて、大ヒットというワケではありませんでしたが、
後にテレビ放送やビデオレンタルなどで評価が高まった作品です。
冒頭のカーチェイスはスティーブン・スピルバーグも素晴らしいとうなる出来で、
冒険とアクション、そしてロマンが詰まった傑作です。
デジタルリマスター版は、画面のゴミなどを取り除き傷みを修復以外にも、
音響も5.1chへ再録音されるなど非常に手の込んだものとなっており、
リマスター化に約3年もの時間をかけて作られています。
「ルパン三世 カリオストロの城」デジタルリマスター版は
全国のTOHOシネマズ系を中心に公開されます。
また、来場者特典として「完全復刻版B4特報チラシ」が
数量限定で配布されます。
※無くなり次第終了。
鑑賞料金は一般1200円となるようです。
公開は5月9日(金)。
公式リンク
「ルパン三世 カリオストロの城」
「TOHOシネマズ」
第34回ゴールデン・ラズベリー賞受賞作品 [映画]
毎年の最低映画を決めるゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞。
毎年、米アカデミー賞の前夜に発表がおこなわれます。
今年、第34回の受賞作品です。
作品賞を受賞したのは「ムービー43」。
大スターが多数競演して複数の監督が撮るオムニバス作品で、
公開まで紆余曲折と長い製作期間がかけられたくだらない作品。(褒め言葉)
日本の予告編でも「全米がドン引く酷評の嵐!」とのコピーで宣伝していました。
対抗馬であったウィル・スミス親子が主演の「アフターアース」。
しかし、SFジャンルではそれより酷い「バトルフィールド・アース」の存在のおかげで
今回のラジー賞作品賞の受賞は免れました。
しかし、ワースト主演男優賞と助演男優賞は親子で受賞してます。
以下受賞作品です。
・ワースト作品賞
◎「ムービー43」
・ワースト主演男優賞
◎ジェイデン・スミス 「アフター・アース」
・ワースト主演女優賞
◎タイラー・ペリー 「A Madea Christmas」
・ワースト助演男優賞
◎ウィル・スミス 「アフター・アース」
・ワースト助演女優賞
◎キム・カーダシアン 「Tyler Perry's Temptation」
・ワースト監督賞
◎「ムービー43」を監督した13人
・ワースト脚本賞
◎「ムービー43」の脚本家19人
・ワーストスクリーンコンボ賞
◎「アフター・アース」
ジェイデン・スミス&ウィル・スミス
ワーストリメイク・盗作・続編賞
◎「ローン・レンジャー」
第86回アカデミー賞受賞作品 [映画]
この写真はアカデミー賞の授賞式で、
司会者を務めた女優のエレン・デジェネレスさんがTwitterで投稿した一枚。
既に237万回以上リツイートされ、記録を更新したそうです。凄い写真!
3月2日(現地時間)に第86回アカデミー賞の授賞式がおこなわれました。
作品賞には「12 Years a Slave / それでも夜は明ける」が受賞しました。
同作はゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)も受賞しています。
誘拐され奴隷となった黒人少女が解放されるまでの物語で、
ブラット・ピットが製作と脇役で出演しています。
監督賞は「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が受賞。
「ゼロ・グラビティ」は視覚効果賞も受賞し納得。
宮崎駿監督の「風立ちぬ」は受賞を逃しました。
・作品賞
◎「それでも夜は明ける」
・監督賞
◎アルフォンソ・キュアロン監督 「ゼロ・グラビティ」
・主演男優賞
◎マシュー・マコノヒー 「ダラス・バイヤーズクラブ」
・主演女優賞
◎ケイト・ブランシェット 「ブルージャスミン」
・助演男優賞
◎ジャレッド・レト 「ダラス・バイヤーズクラブ」
・助演女優賞
◎ルピタ・ニョンゴ 「それでも夜は明ける」
・長編アニメーション賞
◎「アナと雪の女王」
・短編アニメーション賞
◎「ミスター・ハブロット」
・外国語映画賞
◎「追憶のローマ」(The Great Beauty)イタリア
・脚本賞
◎「her / 世界でひとつの彼女」
・脚色賞
◎「それでも夜は明ける」
・美術賞
◎「華麗なるギャツビー」
・撮影賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・編集賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・視覚効果賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・衣装デザイン賞
◎「華麗なるギャツビー」
・作曲賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・オリジナル歌曲賞
◎"Let It Go" 「アナと雪の女王」
・音響賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・音響編集賞
◎「ゼロ・グラビティ」
・ドキュメンタリー賞
◎「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」
・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
◎「ダラス・バイヤーズクラブ」
「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」予告編 [映画]
「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」(Kick-Ass2)の予告編です。
前作「キックアス」は日本での公開も危ぶまれ、
7館での公開から始まり、口コミなどで広がり最終的に70館での公開となりました。
今作では最初から大きな規模で公開となります。
マーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jr原作の同名コミックの実写化です。
特にヒロインのヒットガールの存在が圧倒的で、
可愛いルックスと放送コードに引っかかる暴言を吐きながら
敵を切り裂き銃で撃ち抜く12歳の少女をクロエ・グレース・モレッツが演じました。
当時年齢もほとんど役と同じでアクションも大部分を本人が演じ、
主人公もかすんでしまう存在感をスクリーンに見せ付けてくれました。
今作ではチョット大人に高校生になったヒットガールが登場します。
前作の主人公キックアスの活躍で現れたヒーロー軍団と共に、
キックアスに復讐を誓うレッド・ミストが結成した悪党軍団と戦う事になります。
「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」は2月22日(土)公開。
公式サイト
「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」
訃報:フィリップ・シーモア・ホフマン死去 [映画]
「カポーティ」「ザ・マスター」などで有名な
フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなりました。
享年46歳。
ニューヨークの自宅にて注射を刺した状態で見つかり、
ドラックの過剰摂取が原因とみられています。
2005年「カポーティ」でアカデミー主演男優賞を受賞し、
その年の賞レースを総ナメにしました。
日本では「ミッション・イン・ポッシブルIII」の悪役で有名です。
また、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品の常連で、
2012年の「ザ・マスター」ではヴェネチア国際映画祭男優賞を
同作主演のホアキン・フェニックスと共同受賞しました。
最近では「ハンガーゲーム2」に重要な役で出演しており、
現在続編の撮影中だったようですが、
今回の急逝で撮影および公開に影響が出るとされています。
学生時代に薬物におぼれ、その後リハビリで薬を絶ったと告白していましたが、
2013年にもリハビリ施設に入所していました。
私はポール・トーマス・アンダーソン作品の「マグノリア」で演じた
フィル・パルマが大好きでした。
悪い役から凄く善人まで演技が素晴らしい大好きな俳優でした。
今回の急逝に驚きを隠せません。
ご冥福をお祈りします。