今週観た映画・23

3月28日～4月3日の間に観た映画。
「ウォッチメン」
「釣りキチ三平」
「ドロップ」
「7つの贈り物」
「ジェネラル・ルージュの凱旋」の5本。



「ウォッチメン」
アメリカとソ連が対立の中、ヒーローの一人が殺された事から…。
アメリカのグラフィックノベルの実写化です。
「300」「シン・シティ」の監督ザック・スナイダー。
グラフィックノベルをかなり忠実に再現していますが、
未読の人は作品から受ける印象は変わると思います。
何人ものヒーローが出てきますが、
本当の超人は露出狂のDr.マンハッタン。常にフル〇ン。
暴力とエロティックな描写が結構多いので、
予告編のミステリーな展開だけを期待してると裏切られます。
最近、「ヒーローとは何か」を問う映画が目に付きますね。
3時間ほどの上映時間ですが私は結構楽しめました。

「釣りキチ三平」
週間少年マガジン50周年を記念しての実写化。
人間ドラマを織り交ぜて、
愛読していた人は懐かしくも新しく観れると思います。
CGも頑張ってはいるのですがCG臭くて、
綺麗な自然がCGのせいで魅力が半減してる。
あそこまでCG使わなくても…。
原作は少し読んだ事があるのですが
やはり原作のポテンシャルをスクリーンに出し切れてない、
コミカルな演技もイマイチハマってないと感じました。
しかし、同じ漫画原作の「ドラゴンボール」よりも
ジャンルは違えど全然良く出来ていて面白い。

「ドロップ」
不良に憧れ、私立から公立中学へ転校するが…。
お笑いコンビの品川庄司、品川ヒロシ原作監督。
いたる所にタレントや俳優さんがチョイっと出来きたりして
結構ビックリしたりしました。
映画は比較的オーソドックスな感じで無難に観れます。
しかし、終盤の露骨にお涙ちょうだい的な展開はちょっと…。
あと、コミックの画像を実写に織り交ぜてるのですが、
個人的には好きでない手法なので嫌でした。
キャスティングは結構良くて救われてる感があります。

「7つの贈り物」
ベン・トーマスはいろいろな人を訪ねて、ある計画を練るが…。
とにかく主人公のベン・トーマス何らかの計画をたててるのですが、
全然それが何なのか？観客には分かりません。
親友だけは知ってるようなのですが、何をするのか分かりません。
まったく観てる私達は分からないままベンは様々な人を訪ねます。
断片的に過去を見せるのですが、それが最後に繋がる複線です。
すべては結末に通じる長い前フリ。
ベン演じるウィルス・スミスの演技がとても良いですね。
彼以外の人が演じたら安っぽくなってたかも知れません。
ただ、あんたが人を選ぶなよ！って言いたくもなりましたが。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」
緊急救命センター長の不正告発が
院内倫理委員会の田口の元に届くが…。
前作「チームバチスタの栄光」の続編。
現実で起きている医療問題にも通じるテーマながら
軽い気持ちでも観れる手軽さがいいですね。
真相を追うミステリーも良く出来ていて、
全体のバランスが良くとれた作品です。
堺雅人が演じる救命センター長が意外なほどハマリ役。
前作のコンビ2人は存在感が若干薄くなってますね。

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